Z会幼児コースは意味ある?
続けていけるの?
あと伸びっていうけど、続けてどうなる?
共働きで忙しい中、本当にやっていけるか不安を感じる保護者も多いのではないでしょうか。せっかく申し込んだのに、後悔しながら続けるのは、もったいないですよね。
実際に年中から7年間Z会を継続している我が子。

Z会は、「あと伸びする力」を着実に育ててくれる教材とはっきりと言えます。
この記事では、
Z会幼児コースの基本
他社との違い
7年継続し中の我が子の体験談
よくある口コミ
をお伝えします。
Z会幼児コースの入会を迷っている人、どの通信教育がいいか考えている人、ぜひ最後まで読んでみてください。
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Z会の幼児コースとは?特徴と対象年齢を解説
Z会幼児コースは、「あと伸び力」を目的としている通信教育です。
- 手で書いて考える力を伸ばす
- 「たくさんのできた」を親子で共有
読める、書けるだけでなく、将来の学力と主体的に学ぶ姿勢を身につけることができる教材です。
2025年春からリニューアルされ、年少コースから添削指導が導入されました。ここでは、Z会幼児コースについて具体的に紹介します。
Z会幼児コースは何歳から始められる?
Z会幼児コースは年少の4月、4歳の誕生日を迎える学年から開始でき、年少・年中・年長向けの3つに分かれています。
プレ年少の2・3歳向けから、教材を無料でお試しできます。
年少・年中・年長それぞれの教材の特徴
Z会幼児コースは、ぺあぜっととかんがえるちからワークの2つの教材がメインです。
ぺあぜっとで体験型、かんがえるちからワークで無理のないステップでひらがなやカタカナ、数字への興味を引き出します。
学ぶ楽しさを実感できるようにスタート。
かんがえるちからワーク:ひらがなを読む力を無理なくスタート
ぺあぜっと:手先を使った制作や、身近な生活に関係があるもの、簡単な料理
いっしょにおでかけブック:絵本で楽しく興味の幅を広げる
2025年度から添削指導が開始されました。褒められる体験が増えて、楽しい・嬉しい気持ちを積み重ねていけます。
学習時間の目安はこちらです。
かんがえるちからワーク:月30回、1回5〜10分
ぺあぜっと:月4回、1回10〜16分


Z会の幼児コースは他社と何が違う?
Z会幼児コースとこどもちゃれんじ、幼児ポピーを比較してみました。
項目 | Z会幼児コース | こどもちゃれんじ | 幼児ポピー |
---|---|---|---|
年齢 | 3歳〜 | 0歳〜 | 2歳〜 |
教材タイプ | 紙教材(体験、ワーク) | 紙教材、おもちゃ、DVD | 紙教材(シール、ワーク) |
タブレット | なし | 年中〜 | なし |
難易度 | やや高め | 標準〜やや応用 | やさしめ |
親の関わり | 付き添い必要 | 少なめ | 少なめ |
この3つの中では、Z会は対象年齢幅は狭く、タブレット端末対応なし、親の関わりが多いことがわかります。
実際の教材内容を解説
教材は紙教材が基本、親子の時間が学びにつながる
Z会幼児コースには紙教材を基本としています。紙にかくこと、ぺあぜっとでの観察や体験、五感をつかった学習を大切にしています。
Z会は大変と思われやすい一方で、親子で経験した時間が学びにつながり、とても貴重な思い出になっています。
タブレット学習はないが、デジタル教材あり
Z会のタブレット学習は小学生コースから(選択性)です。
幼児コースでは、タブレット学習はありませんが、年中になると追加料金無しでデジタル教材を利用できます。
紙教材だけでは難しい、音や動きを通して学びを深めて行くことが可能です。
Z会グレードアップドリルは市販のワーク


「Z会グレードアップドリル」は市販の教材です。通信教育と同じく、様々な切り口から、学力の土台を育むことを目的としています。
幼児向けの学べるシリーズの対象年齢は3歳〜7歳で、2025年現在21冊発行されています。
ことば、かず、ろんり・かたち、などテーマごと、年齢ごとに分かれているので、子どもの発達段階に合わせてテーマを選ぶことができます。
口コミ・評判まとめ|Z会幼児コースの実体験からわかること
Z会幼児コースに入会するか検討する際、気になるのは実際に体験した人の口コミではないでしょうか。本当にあと伸びするのか、継続できるのかは保護者にとって重要なポイントです。
ここでは実際によくみる良い口コミ、悪い口コミを紹介するので、参考にしてください。
良い口コミに多いポイントは?


- ぺあぜっとで色々な体験ができる
- 考える力がつく
- 付録が少ない
- 親子のコミュニケーションになる
などの良い口コミが見られました。
決して大変ではないのですが、子どもに「とりあえずやっておいて」という教材ではありません。
でも、これをきちんと進めたら、感受性の豊かな、それでいて国語算数もできるような子になるだろうなあと思いました。私も結構めんどうくさがりなのですが、外に散歩に行ったときにこの教材を持っていって、草花を見たり、雲をみたり、虫を見たりしました。
子どもはもう小学3年生ですが、理科の教科書にある写真を見つけて「ママと一緒に見たね」と話してくれることも多々あります。あのときのことが、理科や社会に繋がっているんだなあと今になって気づかされています。
(引用元:幼児教材本舗)
子ども1人で取り組むのは難しいですが、その分親子での体験は記憶にも残り、小学生の授業にしっかりつながっていることがわかりますね。
悪い口コミ・後悔した人の理由とは


- シンプルすぎる
- かんがえるちからワークは簡単で物足りない
- 親が忙しいと負担は大きい
などの口コミが多くみられます。
テキストをみると、値段が高いです。
図書館から本を借りて、本屋から普通のドリルを買った方がよいと思います。
特別な内容なとても効果的な考え方は全く入っていないと感じます。本屋やコンビニで売られているドリルを同じレベルです。いちばん大事なのは親が子供と一緒に座って、教えることだけです。
この高いものを買って、1ヶ月内に捨てるのは無駄だと思います。
外で遊んだり、読み聞かせをしたり、クラフトしたりするほうが効果だと思います。
(引用元:幼児教材本舗)
口コミのとおり、他の通信教育より価格はやや高めです。その分、季節やその時期に合わせて、無理なく進められるように教材が組まれています。
ご家庭の方針によって受け取り方はさまざあるのは当然です。



気になる教材をお試ししてから、決めるのがおすすめです。
Z会は資料請求した後、電話や郵便での定期的な勧誘はしていないので安心して請求できますよ。
Z会幼児コースの料金とコスパを比較
教材の内容以外に、毎月かかる料金は気になるところです。ここでは、Z会幼児コースの各学年の料金と、他社と比較した料金を記載しているので、確認してみてください。
Z会の料金体系(学年別)
Z会幼児コースの料金は以下のとおりです。
年少(円/月) | 年中(円/月) | 年長(円/月) | |
12ヶ月一括払い 15%割引 | 2,975 | 3,383 | 3,383 |
半年払い5%割引 | 3,325 | 3,781 | 3,781 |
毎月支払い | 3,500 | 3,980 | 3,980 |
※2025年度受講会費
12ヶ月一括払いは15%割引になるためお得です。もちろん、途中退会した分は返金されるので安心できます。Z会は「1ヶ月分だけ」の受講も可能。「合わなかったら」と不安な人は、毎月払いで始めてみるのもいいでしょう。
他社(こどもちゃれんじ・ポピー)との比較
Z会、こどもちゃれんじ、ポピーの毎月支払いの料金を比較してみました。受講費を比べてみると、他教材と比べて同等〜やや高めなことがわかります。
Z会 | こどもちゃれんじ | ポピー | |
年少 (円/月) | 3,500 | 3,290 | 1,500 |
年中 (円/月) | 3,980 | 3,290 | 1,500 |
年長 (円/月) | 3,980 | 3,990 | 1,500 |
価格に見合う価値はあるのか?
おもちゃなどの付録が少なく、教材がシンプルなため「コスパが悪い」と感じる人が多いかもしれません。
- 春を見つける散歩
- クッキー作り、スープ作り
- 秋を観察
など体験学習では、日常の生活の中で疑問や発見をするように工夫されています。
Z会ならではの体験学習や、思考力を鍛える問題が多い点に、魅力を感じる人には価値があると言えます。
Z会をおすすめできる家庭・できない家庭をチェック
今までの内容から、おすすめできる人・できない人の特徴をまとめました。
Z会幼児コースは、親子での関わりが多い教材で魅力が多い一方、すべての家庭におすすめとは言えません。
それぞれの家庭の方針に応じて検討してみましょう。
おすすめできる家庭・できない家庭の特徴
Z会幼児コースがおすすめなのは、次の特徴に当てはまる家庭です。
小学校・中学校受験を検討中
勉強に苦手意識がない
保護者も取り組む熱意がある
受験を検討している家庭にとって、様々な経験を通して学べるZ会はおすすめです。Z会は楽しく、経験しながら学べる教材です。疑問を持ったり、考えたり、座って取り組めるお子さんの場合、より楽しく学んでいけます。
一方でおすすめできない家庭は、保護者に時間と心の余裕がない家庭です。
現時点でも仕事や家事などでいっぱいと感じる場合、親の付き添いが多く、より負担感が強くなるのでおすすめできません。



Z会幼児コースは無料でお試し教材があります。子どもや保護者が無理なく取り組んでいけそうか、ぜひ確認してみてください。
続けやすくするコツと親の関わり方
続けていくポイントは、それぞれの家庭に沿ったやり方を見つけていくこと。がんばるちからワークは、いつやるかタイミングを決めて習慣化すると、親子ともに楽になります。
- 入学を見越して、園から帰宅後に座る習慣付けとしてワークをやる
- 平日は時間に追われるから、休日にまとめて取り組む
- 朝時間を活用して取り組む
ぺあぜっとは、準備物もあり、内容によっては外に出かけたり、料理したりと時間もかかります。事前に確認して、カレンダーで予定を確認していつするか決めておくのをおすすめします。



我が家は取り組めなかったワークや、ぺあぜっとがありました。全てできなくて、イライラするよりは、割り切るのも大事かもしれません。
やめる判断基準とベストなタイミング
いざ入会しても、辞めたほうが良いのか迷うこともあるかもしれません。
- 親が付き添いできない
- 時間が確保できずに保護者の余裕がなくなってイライラ
残念ですが、こんなときには辞める選択をしても良いでしょう。親子にとってストレスになる時間になるのは避けたいです。
Z会は1ヶ月から退会できるので、やってみて「無理だ」と感じたときにはいつでも辞めれます。
Z会幼児コースは意味ある?7年継続して感じたメリット・デメリット
7年継続して感じた、メリット・デメリットはこちらです。
メリット
- 考える力、疑問に思う力が育つ
- 親子の時間が増える、記憶に残る体験
- おもちゃや付録が少なく、シンプル
- 目的に共感できる
デメリット
- 親の手間が多い
- 時間がかかる
継続して感じたメリット4つ
1. 考える力、疑問に思う力が育つ
Z会のワークでは、正解を選ぶだけではなく「どうして?」「どう思う?」といった問いかけが多く、自分の頭で考える習慣が自然と身につきました。
親が想像していた以上に、子どもの思考力や観察力が伸びたと感じています。
2. 親子の時間が増え、記憶に残る体験に
「ぺあぜっと」の体験課題を通して、親子で一緒に実験や観察に取り組む機会が増えました。
忙しい日常の中でも、月1回は一緒に向き合う時間があり、それがかけがえのない思い出になっています。
3. おもちゃや付録が少なく、シンプルで続けやすい
Z会はおもちゃのような付録は少なめです。そのぶん、教材の質が高く、散らからないのも大きな魅力でした。
「また増えるのか…」と悩むこともなく、教材整理のストレスも少なかったです。
4. 教育方針・目的に共感できる
Z会の「あと伸び力」を育てるという方針に共感し、安心して続けられました。
目先の知識ではなく、将来につながる「学ぶ力」を大切にする姿勢に信頼感がありました。
継続して感じたデメリットとその対策
デメリット1:親の手間が多い
特に年少・年中の頃は、親のサポートが必須。
ぺあぜっとの体験課題も、準備に時間がかかることがあります。
デメリット2:時間がかかる
体験学習や考える課題が多いため、短時間で終わる市販のドリルと比べると、どうしても時間がかかります。
続けてよかったと実感する場面
Z会を続けてきて「やっててよかった!」と強く感じたのは、小学3年生になってからです。
理科や社会の学習が始まり、子どもが
「あ、これぺあぜっとでやったよね!」
と嬉しそうに言ったのです。
ぺあぜっとで取り組んできた体験や実験が、学習の土台になっているとわかりました。



楽しく、時にはめんどうだなと、思いながら取り組んでいました。幼児コースから学びがつながっており、思い出になっていることを実感しました。
【まとめ】Z会幼児コースは親子で取り組めて、あとのびできる意味ある教材


Z会幼児コースは、将来へとつながる「あと伸び力」を育ててくれる教材です。
「意味ないのでは?」と不安になる保護者の声もありますが、実際に7年間続けて「あと伸び力」を実感できています。
詰め込み型の学習ではなく、
- 知的好奇心を育てる実体験
- 考え抜く力がつくワーク学習
を通して、将来へつながる学習の土台を整えてくれます。
親子で一緒に取り組む「ぺあぜっと」では、子ども自身の記憶にも残っている貴重な時間でした。



我が家では今後もZ会を継続していく予定です。
まずは無料お試し教材で、お子さんやご家庭との相性を確認してみることをおすすめします。
Z会幼児コースは、「親が寄り添いながら、子どもが自ら学ぶ力を育てていく」そんなスタイルがピッタリな家庭にとって、意味のある選択肢です。迷っている方は、一度試してみてはいかがでしょうか。